外装工事 防水工事詳細

屋上の防水工事

防水工事の種類は主に、ウレタン防水、FRP防水、シート防水(塩ビシート防水、ゴムシート防水)、アスファルト防水の4つです。これらのうち、屋上やベランダなどの水が溜まりやすい場所でよく利用されるのは、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水になりますが今回はウレタン塗料を使用した通気緩衝工法の紹介になります

img20250518162723695277.jpg 防水工事 通気緩衝工法通気緩衝工法とは、屋上やベランダなどの防水工事において、下地と防水層の間に通気緩衝シートを挟み、下地の湿気を外部に逃がすことで防水層の膨れを防ぐ工法です。特にコンクリート下地や雨漏りのある箇所に適しており、主にウレタン塗料を使用します img20250518162723699707.jpg 入隅仮防水入隅にシーリングをし、カチオン樹脂で丁寧に仮防水をしていきます。隅の部分から雨漏りしやすいため、丁寧に処理します。 img20250518162724714308.jpg 通気緩衝シート貼り仮防水の後、接着剤を塗ります これは、直後からひく緩衝シートを密着させるためのボンドですが、使用するシートのメーカーにより多少手順が異なります。 img20250518162724777711.jpg img20250518162725766762.jpg 防水塗料塗布開始 img20250518162724823847.jpg ウレタン塗料塗布 img20250518162723613308.jpg ウレタン防水密着工法とウレタン防水通気緩衝工法の比較通気緩衝シートを貼る工程を追加することで下地の湿気が防水層に影響を及ぼすのを防ぎます img20250518162723831884.jpg 完成仕上げにトップコートの塗布後です img20250518162723653760.jpg 脱気筒屋上の防水層の下に溜まった水蒸気を外に逃がすための筒状の部品です。防水層が膨らみ、劣化するのを防ぎ、雨漏りを予防する役割があります。主にステンレス製で、屋上の真ん中に設置されます。 img20250521154746785664.jpg 完成!

遮熱塗装で夏も快適!

高日射反射率塗料(遮熱塗料)を使って高熱費も削減


 
日射反射率塗料とは、太陽光に含まれる近赤外領域の光を高いレベルで反射するこ とにより、温度上昇を抑えることができる塗料で一般的に日射反射率50%以上が良いとされています。
遮熱効果、省エネ、ヒートアイランド現象の緩和など、様々なメリットがある塗料で、夏の光熱費の削減も大いに期待できます。
ちなみに高日射反射塗料(遮熱塗料)を使用することで、屋根や外壁の表面温度を15~20℃程度低下させることができます。これにより、室内の温度上昇も抑制され、2~5℃程度の室温低下効果が期待できます。室内の気温を1℃下げる(冷房の場合)と、1日のエアコン代は、10~13%程度削減できるとされています。暖房の場合、1℃下げると5~10%程度削減できるとされています。

屋根に高日射反射率塗料を塗布

高日射反射率塗料を使用するとしないでは、屋根の表面温度は約8~10度下がり、室内温度は約2~3度下がる と言われています。
 

遮熱防水

反射率の高い特殊な塗料を使用することで、 太陽光を反射し、建物内部への熱の侵入を防ぎます
表面温度が10度から15度くらい下がると言われており、室内温度も2~3度くらい抑えられると言われています
 

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